赤ちゃんの体重が増えない(KYさん)2018.3
「食は命なり」〜自分なりの変化〜                  
                                   

私は10年前、バセドウ病と診断され、薬を飲み続けることに不安を感じ、1年後にある漢方医を受診。そこで初めて“砂糖は止める、肉と全ての油脂も禁止”という食事指導を
受けました。
漢方薬も服用しながらでしたが、お陰さまで病気は治り、1〜2年で肉と油脂も解禁されました。
その後、ネットや本などから、マクロに近いような、でも完全マクロとは言えないような食生活をしていました。
砂糖に関しては、正直に言えば中だるみもあり、白砂糖は摂らなくても蜂蜜やメープル、ヤシ糖などのスイーツは食べてしまうこともありました。
もともと甘いお菓子は好きでしたので。
また、お肉は食べないけれど魚や卵は気にせず食べていたり、動物性や乳製品は摂らなくなっても玄米ではなく分つき米にしていたり、という時期もありました。
玄米が体に良いということを知って、2011年頃から食べるようになったのですが、貧血が悪化してしまい、2年半ほどでまた分つき米に戻したのです。(貧血の人は玄米を
食べ続けると鉄分などが体に吸収されなくなると聞いたので)
そして、偶然にも野生のミネラル剤に出会い、服用後はだいぶ改善されましたが、なかなか正常値までには戻らず不安な日々を過ごしていました。
そんな時、恭子先生の本(ハッピー・らくらく)に出会い、誰もが健康になれるという魔法のような料理教室が横浜にあることを知りました。
「食べ物を変えるとからだも運命も変わります」を読み、食べ方と考え方の間違いを勉強して私も本当の健康になりたいと思い、お教室に通うことを決めました。

*お教室に通う前の食事例
 朝・・・くろご(黒米・黒大豆・黒ゴマ・黒松の実・黒かりんの野生種黒色作物の全粒
     粉末をお湯に溶かして飲んでいました)
 昼・・・雑穀入り3分つきおにぎり、みそ汁(お弁当)
 夕・・・雑穀入り3分つき米、具だくさんみそ汁、豆腐ハンバーグや肉なし麻婆豆腐、
     切り干し大根やひじきの煮物、温野菜や焼き野菜など
 おやつ・・かぼちゃ入り白玉だんご(きな粉)・ナッツなど。時々マクロビのお菓子も。

*10月〜お教室に通い始めて、まずは
 朝・・・梅生番茶のみ。
 昼と夕・・・黒豆入り玄米ご飯、けんちん汁のみ。

この食事をしっかり2週間。美味しいので飽きることなく続けられました。
毎回一口100回噛むことを意識するので時間がかかりますが、時計の秒針を見ながら同じリズムで噛むようにしていたらだいぶ慣れてきました。
その後、先生との面談で@玄米はしばらく継続していく。Aハッピー、又はらくらくに載っているメニューB納豆などの植物性蛋白質も毎日摂る こととなりました。
恭子先生は私の顔を見て「あなたは腸が悪いのね」と言いました。
今までほぼ毎日快便だったので、腸が悪いと思ったことは一度もなく、少しショックでした。でも「必ず元気になるから大丈夫よ」と励ましてもらえたので、先生を信じて頑張ろ
うと思いました。
しかし、お教室に通い始めてから、大きい便りは硬くなり、出しずらくなりました。時間もバラバラで何もない日もありました。
そして、玄米やけんちん汁はおかわりするほどたくさん食べているのに、体重は毎月1sずつ減っていき、4ヶ月で計4.5sも落ちました。
周囲からも「痩せたね」と言われ、自分でもはっきりわかるくらいになりました。
また、12月下旬頃より、顔(特に口の周りなど)の肌荒れが目立ち始め、化粧もできないくらいになりました。ほとんど外食もせずに、毎日真面目に玄米採食のお料理を作って
食べているのにどうして悪い状態になるのだろう?と少し悲しくもなりました。
恭子先生に相談すると「もともと持っていたアトピー体質がやっと出てきて排毒され始めたのだから、しばらくは辛いかもしれないけれど大丈夫よ、あなたは運がいいのよ。良
かったじゃない」と言ってくれました。そうか、私は運がいいんだ。このお教室にも通うことができているし、排毒は治るための好転反応なのだからもっと前向きに考えて良かっ
たんだ…。そう思うと頑張って乗り越えようと素直に決意できました。

※恭子注:
上のそれまでの食事を見ていただくと、とても良い食事だと
気づいていただけると思います。なのに、アトピーが顔に出てきたと言うことは、良い食事であっても、身体にたまった長年の毒素は排毒されていない、とわかっていただけると思います。
この辺は、「食べ物を変えると からだも、運命も変わります」岡田恭子 河出書房 71ページ
の振り子の原理、を参照して下さい。


そして、この肌の状態は、結局1ヶ月半ほどで徐々に治まり、気にならなくなってきました。しかしそうかと思うと、今度は臭いおならが毎日頻繁に出るようになりました。
また、毎朝起床するとたちまち大きい便りが大量に出るようにもなりました。朝起きると必ずトイレに行きたくなり、小さい便りと同時に大きい便りもやってくるのです。
まだバナナよりも緩めの状態ですが、私の腸もやっと大改造が始まってくれたんだなぁと、とても嬉しい気持ちになります。思わず「ありがとうございました」と、流れていく
便りに手を合わせて見送る自分がいます。この、自然に感謝できる気持ちが私を少しずつ健康な体へと導いていってくれているのかな?と思ったりもします。
先日、恭子先生にも「お顔がとてもきれいになったわね」と言ってもらえ、本当に本当に嬉しかったです。そして血液検査をしてみたら、なんと貧血も改善し、ついに7年ぶりに
Hb値が正常に戻っていて自分でもビックリしました。
「食は命なり」を実感し、心から嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
そして、4ヶ月で4.5s落ちた体重は、その後2か月経って1sほど増えてきました。
食べ過ぎ?それとも悪い細胞が良い細胞に生まれ変わってきた結果?

*最近の食事例
 朝・・・梅生番茶のみ。
 昼・・・お弁当→雑穀玄米おにぎり、けんちん汁(または味噌汁)
 夕・・・雑穀玄米ご飯、けんちん汁(または味噌汁)、納豆、蓮根ハンバーグや五目豆、
     ごまよごし、きんぴらごぼうやひじき蓮根や野菜の煮しめなど、2〜4品。
 おやつ・・小豆かぼちゃ、かぼちゃのケーキ、雑穀パンなどをよく作る。小豆かぼちゃ
     はついつい食べ過ぎてしまいがち。ナッツや焼き芋などを食べることも。

*お教室に通うようになって変わったこと
 ・包丁を大切に扱う(家でも料理中の包丁置き場をきちんと作るようになった)
 ・無駄を出さない。全て使い切る(最後の一滴まで使い切る。余った溶き衣はお好み焼
  きにする)
 ・生ごみが減った(お茶がら、玉ねぎや里芋の皮、ジャガイモの芽、椎茸の石づき、
  リンゴの芯、食材の傷んだ部位などグッと減った)
※恭子注:
私の本(「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」など)を読んだだけでは こうした生活習慣、物を大事にすること、などはやっぱり身につきません。これが教室で実践の中で、身についていってくれるのが嬉しいことです)

 ・だし汁(昆布と干し椎茸)が常時冷蔵庫に作り置きしてある(鰹だしは使わなく
  なった)
 ・包丁の持ち方(以前は全握式→今は卓刀式)
 ・醤油と味噌の減りが早い。味噌は麦みそと豆味噌を使用。
 ・豆類やこんにゃくの使用頻度が増えた(五目豆、大豆ハンバーグ、大豆餃子、小豆か
  ぼちゃ、ひじき蒟蒻、煮しめ、けんちん汁など)
 ・よく噛むという意識(お教室に通いたての頃より回数は減ったが、意識は継続できて
  いる)
 ・毒消しの意識(外食後に梅生番茶や第一大根湯、玄米とけんちん汁など・風邪や体調
  不良時には玄米クリーム、小豆粥、蓮根湯、第一大根湯など)
 ・以前はあまり体を動かすことがなかったが、なるべく歩いたりストレッチ体操をする
  ようになった。
 ・過去のことをクヨクヨ悩まず、「〜よりマシ」と前向きに捉え、「ハイ、次」と思え
  るようになってきた。
※恭子注:
「食べ物を変えると、、、」87ページ

 ・人は人、自分は自分と思うようになってきた。

お教室で習うお料理は、ほとんどが醤油・味噌・自然塩の基本調味料と、昆布と椎茸のだしだけなのに、どれもしみじみ美味しくて、毎回感動です。家にある他の調味料は、
当然出番がなくなり、どれも賞味期限が切れて順に処分する始末。
私は今までも、野菜の皮は剥かずに料理していましたが、人参のヘタやネギのヒゲ根などは捨てていました。お教室ではこういうところも全て使用します。アクも抜かず、丸
ごと調理することで素材の甘味や旨味が引き出され、陰陽のバランスも取れて、そして初めて私たちの体の中で健康な血となり肉となる…。やっと一物全体の本当の意味を理解
し、今更ながら腑に落ちた気がします。
そして、今まで以上にお料理することが楽しくなりました。
それから恭子先生は、お料理や食養以外でも毎回いろいろな話をしてくださいます。中でも強く心に残ったことは「幸せと喜びは違う」こと。幸せとは永遠に続くもので、喜
びは一瞬だけのもの。願いが叶うことが開運ではない。幸せとは心の満足、心の平安なのだ。いつも心が穏やかなことが仕合せなのです。欲に走らず、今に満足、今日に感謝。
いろいろあったけど、何に対してもまず一番に自然に感謝の心が出るということが安らぎであり、仕合せに通ずるということ。本当に奥が深いです。喜びと幸せは同じだと思
っているのが今の私たちだと思うので、本当の意味で落とし込むのはなかなか難しいですが、これを自分のものにできた時を想像するだけで優しい笑みがこぼれます。
相手に合わせられる自分、常に笑顔でいられる自分でいることを心掛けたいと思います。
また「天与の分限」についてはとてもとても考えさせられました。
食べることが大好きで、毎回ついついお腹いっぱいに食べてしまいがちな私は、天から与えられた己の器をこれまでにだいぶ超えてきてしまったように思います。なので、今
後の食べ方や考え方をしっかりと持ち、いつも天からの分限に応ずるように、自然から与えられたものをありがたくいただける私でありたいと思っています。
今年のお正月に、主人が会社でホテルのスペシャルディナー券を当ててきたので、先日二人で久しぶりに外食へ出かけました。
当日の朝はいつものように梅生番茶。昼食はけんちん汁のみにし、いざ外食へ。事前に私の分は、お肉は避けてお魚で、とお店に頼んでおきました。それでも、次々といつも
とは違った豪華な毒メニュー(笑)。デザートは一番マシであろう、和風パンナコッタ(抹茶ソースと小豆あん付き)をチョイスし、最後に紅茶を美味しくいただきながらゆっくり
と楽しい時間を過ごしました。
そして、帰宅後は第一大根湯を飲みお風呂に入って早めに就寝。翌朝と昼は梅生番茶のみで済ませました。夕食は少し迷いましたが、やはり排毒を考えて雑穀入り玄米とけんちん
汁のみにしておきました。お腹は空いていたのでお代わりしてしまいましたが、この玄米とけんちん汁を食べると精神的にも安心するのでとても有難いメニューです。
こうして振り返ってみると、このお教室に通うようになってから、本当に少しずつかもしれませんが、食べ方も考え方も変わってこれている気がします。もちろん、まだまだ理解
できていないことは山ほどありますし、先生のおっしゃる大切なお話が、ただ右から左へ通り抜けてしまっていることも数々あると思います。でも、たったひとつのことだけで
も心の持ち方、考え方の意識を自然に変えられているのは、私にとってとても大きな変化ですし、財産です。
そしてその意識はお教室の存在あってこそです。明日はお教室だ、と思うからシャンとするし、実際いろいろ考えたりもするのです。恭子先生からの学びはもちろんのこと、半
年間ここまで一緒に学んできたお教室の同期生の存在もまた、とても大きかったです。たくさん、たくさん助けていただきました。皆のおかげでここまで楽しく、そして私なり
に深く学びとれたと思っています。本当にありがとうございました。
「物事は大きく捉えなさい。地球規模、宇宙規模でものを見なさい」という恭子先生の哲学に、後期も是非、お世話になりたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。








 恭子から一言
 
最初は、娘さんの赤ちゃん、つまり、お孫さんのご相談から始まりました。

今年、1月に娘が出産し、もうすぐ7ヶ月の孫がいるのですが

娘は妊娠前から玄米菜食の生活をしていて、妊娠中もたま〜に(外食時などで)魚も少し食べるというくらいでした。

出産後もほとんど変わらずの食生活で最近になって(1ヶ月前くらいから)雑穀入りの23分づき米にするようになりました。

ずっと母乳のみで、赤ちゃんの成長はというと、運動機能は問題ないのですが、体はなかなか大きくならず、2542gで生まれた体重は(今月16日で7ヶ月を迎えますが)現在まだ5600gほどです。

だいぶ動くようになったせいもあり、ここ12ヶ月の体重はほとんど変わっておりません。

生まれた時から泣いてばかりで寝つきも悪く、いつも抱っこしているような状況なのも少し気がかりです。

元気ではあるので個性なのかなと思ってみてはいますが。

先生の本やブログを読んでいて、ミネラル不全のことを考えると、もう少し娘の食事に肉や魚、卵なども取り入れた方がいいのかな?と思ってしまいます。でも、どのくらいの頻度で食べたらいいのかも悩むところです。

それとも、このまま分づき米+具だくさん味噌汁+副菜くらいで様子見でも大丈夫なのでしょうか?

このご相談に対して、私は


ママさんは、鶏のささみなど、肉も魚も卵も、つまり動物性タンパク質を適量取るように、また、赤ちゃんは母乳の質が良くなるまで離乳食を始めるように申し上げました。その結果、すぐに赤ちゃんは体重が増え、ぐっすり寝る健康になりました。

https://blogs.yahoo.co.jp/happy_kyoko2007/70198872.html



上のレポートは、私の伝えたいこと全部を受け取って下さって、とても嬉しいです。

もともと良い食事をしてたのですが、一時的に厳しい玄米正食をすることによって排毒、特に砂糖の毒が排毒されれば、

もっと健康になられるでしょう。

又考え方もどんどん前向きに成られて、幸福になるコツをつかまれたようです。